【第2回】ホームページの必要性は「信頼」にある。お客様が購入ボタンを押せない決定的な理由

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お客様が購入ボタンを押せない決定的な理由

前回の記事では、ホームページがないことで「月30万円以上の機会損失」が生まれている可能性について、数字を用いて解説しました。
では、なぜそこまで多くの「見込み客」が、購入の一歩手前で離脱してしまうのでしょうか? その答えは、お客様の「心理的な不安」にあります。
「本当にこの会社にお金を払って大丈夫か?」 「商品が届かなかったらどうしよう?」 「アフターサポートはしっかりしているのか?」
こうした不安を払拭し、お客様の背中を最後に押すのがホームページの役割です。
シリーズ第2回となる今回は、Googleも重視する「E-E-A-T」という概念を切り口に、「お客様が購入ボタンを押せない決定的な理由」を深掘りします。

1. 「認知」で終わらせない。購買サイクルの「魔の壁」

モノやサービスが売れるまでには、必ず一定のサイクルがあります。

  1. 認知(Cognition): SNSや広告でその存在を知る。
  2. 興味(Interest): 「良さそうだな」と関心を持つ。
  3. 比較検討(Comparison): 他社と比べたり、詳しく調べる。
  4. 購入(Purchase): 実際にお金を払う。

SNSは「1.認知」と「2.興味」を獲得するには最強のツールです。
しかし、お客様がいざ財布を開こうとする「3.比較検討」のフェーズには、「信用の壁」が存在します。

失敗したくない心理が「検索」させる

金額が高くなればなるほど、人は「失敗したくない」という心理が働きます。
そのため、SNSで興味を持った後、必ずと言っていいほどGoogleやYahoo!で「会社名」や「商品名」を指名検索します。
このとき、検索結果に公式ホームページが表示されず、SNSのアカウントや地図情報しか出てこなかったらどうでしょうか?
お客様は「判断材料がない」=「リスクが高い」と判断し、この「信用の壁」を乗り越えることなく離脱してしまいます。

2. Googleも顧客も重視する「E-E-A-T」とは?

ここで重要になるのが、Googleの検索品質評価ガイドラインにある**「E-E-A-T」**という基準です。

  • Experience(経験):実体験に基づいているか?
  • Expertise(専門性):専門的な知識や技術があるか?
  • Authoritativeness(権威性):その分野で認められているか?
  • Trustworthiness(信頼性):運営者は正直で安全か?

これはSEO(検索順位)の基準として知られていますが、実はこれ、「お客様が購入前にチェックしているポイント」そのものなのです。

SNSだけでは満たせない「T(信頼性)」

SNSは誰でも無料で始められるため、「なりすまし」や「実態のないビジネス」も紛れ込んでいます。
そのため、SNS上の情報だけでは、E-E-A-Tのうち最も重要な「T(信頼性)」を担保しきれません。

一方で、独自ドメイン(.comや.co.jpなど)を取得し、コストをかけて構築されたホームページは、それだけで「実在する企業である」という証明になります。

  • 会社概要(住所・代表者名)
  • 特定商取引法に基づく表記
  • プライバシーポリシー
  • 過去の実績一覧

これらが体系的に掲載されている公式サイト(一次情報)があって初めて、お客様は「E-E-A-Tが担保されている」と安心し、購入への一歩を踏み出せるのです。

3. ホームページは「ネット上の実店舗」である

わかりやすく、リアルなビジネスに例えてみましょう。

  • SNS = 移動販売車や屋台
  • ホームページ = 住所を持った実店舗・オフィス

もしあなたが、10万円の商品を買ったり、家のリフォームを依頼したりする場合、どちらにお願いしたいですか?

「屋台のお兄さん」は親しみやすいですが、もし商品に不備があったとき、明日もそこにいる保証はありません。一方、「実店舗」を構えている店なら、逃げも隠れもしないという覚悟と責任が見えます。

Web上でも同じです。 ホームページを持たないことは、「看板を出さずに営業している」「住所不定の屋台」と同じ扱いを受けるリスクがあります。 逆に言えば、しっかりとしたホームページがあるだけで、競合他社よりも「信頼できる取引先」として選ばれる確率が格段に上がるのです。


4. InnovationXが作る「E-E-A-T」を満たすWebサイト

「信頼」は、ただ綺麗なデザインにするだけでは生まれません。 私たちInnovationXでは、お客様の心理に基づいたコンテンツ設計を行います。

  • 実績の見せ方: ただ写真を並べるだけでなく、「どのような課題をどう解決したか(Experience)」を伝える。
  • 専門性の提示: プロとしてのノウハウやお役立ち情報を発信し、「この会社なら任せられる(Expertise)」と思わせる。
  • 口コミ・お客様の声: 第三者の評価を掲載し、「客観的な信用(Authority)」を高める。

このように、E-E-A-Tの要素をWebサイトに組み込むことで、「比較検討」のフェーズで選ばれ、確実に「購入」へと繋げるサイトを構築します。

まとめ:信頼こそが最強のクロージング

今回は、心理的な側面から「ホームページの必要性」を解説しました。

  • お客様は「失敗したくない」からこそ、購入前に必ず検索する。
  • Googleの評価基準「E-E-A-T」は、顧客の安心基準そのもの。
  • ホームページは、ビジネスの信頼性を証明する「実店舗」の役割を果たす。

「認知」はSNSで稼げても、「信用」はホームページでしか稼げません。 ビジネスを安定して成長させるためには、この両輪が必要です。

さて、ホームページが必要な理由は「売上」だけではありません。 実は、会社の未来を左右する「採用」においても、ホームページの有無は致命的な差を生みます。そして、SNSとは違う「資産性」という大きなメリットもあります。

次回、シリーズ最終回は、経営者なら絶対に見逃せない「コストと資産」のお話です。

[ >> 次の記事を読む:【第3回】採用と資産価値編。採用コスト100万円をドブに捨てていませんか? ]

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